表示モード
パターン
よくある場面の「型」です。同じ場面では、どの製品でも同じ型を使います。
6 つの状態
データを読んで表示する部品(ブロック)は、次の 6 つの状態を必ず持ちます。どの状態でも枠の大きさは変えません(画面ががたつかないように)。
| 状態 | 出すもの | 文の例 |
|---|---|---|
| 読み込み中 | 灰色の帯(形だけの見本)。前の内容があれば残して「更新中」 | (読み上げ)「読み込み中」 |
| 空 | 何がないかと、次の一手 | 「まだ予定はありません。予定を足すと、ここに出ます。」 |
| 失敗 | 何が起きたかと、やり直すボタン | 「読み込めませんでした。」[もう一度読む] |
| 権限なし | 誰なら見られるか、どうすれば見られるか | 「この欄を見る権限がありません。必要なら、管理者に権限を頼んでください。」 |
| オフライン | いつの内容か、つながったらどうなるか | 「オフラインです。つながると読みます。」 |
| 古い内容 | いつの時点の内容か(裏で読み直す) | 「14:05 の内容」 |
失敗したときは、1 秒後と 3 秒後に自動でもう一度読みます。それでも駄目なときに失敗の状態を出します。
読み込みが長いとき
8 秒たっても終わらないときは、そのことを言葉で伝えます。 回る印だけを出し続けません。
| 経過 | 出すもの |
|---|---|
| 〜1 秒 | 何も出さない(ちらつきを防ぐ) |
| 1〜8 秒 | 読み込み中の表示(灰色の帯、または「読み込み中…」) |
| 8 秒〜 | 「時間がかかっています。このまま待つか、[もう一度読む]を押してください。」 |
| 失敗が確定 | 失敗の状態(上の表) |
- 長い処理(取り込み・まとめての変更)は、進み具合を数で出します:「読み込み中… 120 件目 / 全 500 件」
- 8 秒の知らせは、読み上げにも伝わるようにします(
role="status")。
空の状態
空の画面は「次の一手」を言う場所です。
よい例
- 「まだ求人はありません。[求人を足す]」
- 「この条件に合う人はいません。条件をゆるめると見つかるかもしれません。」
よくない例
- 「データなし」「(空)」「—」だけ。
- 何もない白い枠。
- 「まだ記録はありません。」と「まだ記録がありません。」が画面ごとに混ざる。
決まった言い方:「まだ〇〇はありません。」+(あれば)次の一手。
見つからないページ
- どの製品も、知らない URL には「見つからないページ」を出します。白い画面や英語の「Not found」にしません。
- 文:「ページが見つかりませんでした。消されたか、リンクが古い可能性があります。」
- 次の一手:[ホームへ]と、あれば検索。
- データが消されていた場合も同じ型にし、「一覧から探してください。」を添えます。
失敗の伝え方
失敗は「何が起きたか」だけでなく「次に何をすればよいか」まで書きます。
| 種類 | 文 |
|---|---|
| 通信 | 「通信できませんでした。電波・Wi-Fi を確かめてから、もう一度読んでください。」 |
| サインインの期限 | 「サインインの期限が切れました。もう一度サインインしてください。」 |
| 権限 | 「見る権限がありません。必要なら、管理者に権限を頼んでください。」 |
| 見つからない | 「見つかりませんでした。消されたか、リンクが古い可能性があります。」 |
| ほかの人が先に変えた | 「ほかの人が先に変えました。読み直して、最新の内容を確かめてください。」 |
| 新しい版 | 「新しい版が出ています。画面を読み直してください。」[読み直す] |
- エラーの番号や英語のメッセージを、そのまま画面に出しません。
- 「エラーが発生しました」だけで終わらせません。
確認と元に戻す
確認の画面は外に出る操作と取り消せない操作にだけ出します。
| 操作の種類 | 例 | 出すもの |
|---|---|---|
| 社内だけで、取り消せる | 状態を変える、メモを足す、担当を替える | 確認なし。済んだら「済みました・元に戻す」を 10 秒ほど出す |
| 外に出る | メールを送る、掲載する、ほかのシステムに書き込む | 確認を 1 回。何を・誰に・どこへを中身ごと見せる |
| 取り消せない | 消す、まとめて変える | 確認を 1 回。件数と「元に戻せません」を書く |
| 承認 | 推薦や掲載を通す | 押すのは 1 回。あとの手続きはシステムが済ませ、済んだことを 1 行で返す |
- 確認のボタンは操作の名前にします:「田中さんに送る」「3 件を削除」。「OK」「はい」にしません。
- まとめて変える確認では、件数と最初の数件の名前を見せます。
- 入力の途中で画面を移ろうとしたときは、「直している途中の内容は保存されません。移りますか?」と聞きます。
検討中
社内だけで取り消せる操作を「確認なし」にする分け方は、製品ごとに切り替えを進めているところです。
済んだことの知らせ
- 保存などが済んだら、その場に短く「保存しました。」と出します(読み上げにも伝える)。
- 元に戻せる操作は、画面の下に「済みました」と[元に戻す]を 10 秒ほど出します。
ヘルプ(使い方)
- どの画面も、題の右に「使い方」ボタンを置きます。
- 広い画面では本文の右に並べて出し(本文は操作できるまま)、中くらいの画面では重ねて、スマートフォンでは下から出るシートで出します。
- 中身は 3 つの見出しに決めています:「できること」「基本の流れ」「よくあるつまずきと対処」。
- ヘルプに書くボタン名は、画面の文字と1 字も違わないようにします(自動で検査しています)。
- ほかの会社のサービスの画面を説明するときは、「見本」と分かる点線の枠で描き、その会社の色やロゴは使いません。